砂丘研究から乾燥地研究へ写真で辿る100年Digital archive
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- 小アラル海流域における二次的塩類集積を防止するための広域水管理研究
- 灌漑期の開始に先駆けて行われる耕起・均平作業(イエルタイ灌漑区)
灌漑期の開始に先駆けて行われる耕起・均平作業(イエルタイ灌漑区)
撮影日 | 1998-04-28 |
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撮影場所 | クジルオルダ州ジャラガシ(シャメーノフ農場イエルタイ灌漑区) |
撮影者・提供者 | 北村義信 |
均平作業の精度は悪く、各耕区内の高低差は±15 cm程度でした。一般にこの地域では水稲作付耕区の湛水深を深く管理する傾向がありますが、それは各耕区の均平度の劣悪さに起因する面が大きいと思います。すなわち、各耕区では最も高い部分を基準に湛水深管理が行われるため、必然的に深水状態をもたらし、用水損失の増大につながり、ひいてはウォーターロギング・塩類集積の原因となります。