砂丘研究から乾燥地研究へ写真で辿る100年Digital archive
砂丘利用研究施設での砂丘固定、砂防造林技術研究
鳥取の地で最初に取り組まれた研究が砂丘固定・砂防造林技術研究です。
現在の鳥取空港がある湖山砂丘地で、鳥取高等農林学校の原勝博士が中心になり研究が始まりました。砂丘利用研究施設が設立されたあとも、浜坂砂丘地で研究が進められ、人工砂丘造成のための堆砂垣設置と植林場所の砂移動を抑える静砂垣の組み合わせによる砂丘固定技術は「原方式」と呼ばれ、各地に普及してゆきました。

防風網試験

堆砂垣と静砂垣及び松の植栽

静砂垣内部での植林作業

1971年 植栽されたクロマツ

防風網試験

1966年 静砂垣の設置作業

1966年 静砂垣の設置作業

1966年 静砂垣の設置作業

1963年 兵舎の奥に、畑を囲む防風防砂林がみえる

静砂垣

1952年頃、堆砂垣の設置による人工砂丘の造成

1973年 ニセアカシア防風林帯の被害

1950年開始、クロマツの植栽

1950年開始、クロマツの植栽

1950年開始、クロマツの植栽

静砂垣と砂防林

堆砂垣と静砂垣及び松の植栽

アメリカから導入したアメリカンーチグラスによる飛砂防止試験

竹簀垣による砂防

ポプラの太い幹を挿し木する、いわゆる埋幹ポプラの植林による防風林造成